耐震・免震住宅の基礎知識


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デザイン住宅の基礎知識 狭小住宅の基礎知識 省エネ・エコ住宅の基礎知識
自然素材の家 基礎知識 間取りプラン作成の基礎知識 要望の整理方法
●耐震・免震住宅の基礎知識
耐震・免震・制震構造とは?
「耐震構造」は、建物自体の構造部分(壁や柱、梁など)を強くして、地震の揺れに耐えるように設計さ
れた構造。「免震構造」は、建物と基礎との間に地震の力を緩衝する装置を設けて、地震の力を建物に
直接伝わらないようにする構造。「制震構造」は、建物の構造部分に組み入れた特殊な制御装置で地
震の揺れを吸収させるという構造です。
「耐震構造」は、建物自体の構造部分(壁や柱、梁など)を強くして、地震の揺れに耐えるように設計さ
れた構造。「免震構造」は、建物と基礎との間に地震の力を緩衝する装置を設けて、地震の力を建物に
直接伝わらないようにする構造。「制震構造」は、建物の構造部分に組み入れた特殊な制御装置で地
震の揺れを吸収させるという構造です。
法律で定められた耐震基準とは?
地震に対しての耐震性を建物にどのように反映させて建築するのかを法律で定めたのが、「建築基準
法」です。
例えば、家の広さに応じて必要な耐力壁(地震や台風による外からの力に耐える壁)の量や配置、構造
材をつなぐ金物、建物を支える基礎や地盤などについて細かく指定しています。「極めて稀に(数百年
に一度程度)発生する地震(東京では震度6強から震度7程度)による力に対して倒壊、損壊等しない
程度」というのが基準となっています。
建築基準法は1950年の制定以来、これまでに4回にわたって住宅の耐震性に関わる改正を重ね、そ
のたびに強化されています。
耐震・免震・制震の技術について
耐震技術は各社ごとにさまざまな技術を独自に研究・開発して家づくりを行っています。
例えば、「耐震」では、柱や梁、壁の量を増やして密度を高め、強度の高い高品質な材を用いて、構造
材の接合部分に特殊な金物を使うなどの工夫を行っています。
「免震」では、ボール・バネ状のものや、ゴム等をを組み合わせたものを用いた装置を建物と地面との
間に設置し、建物の揺れを小さくしています。
「制震」では、ゴムなどの粘性や弾力性のある材を設置して地震のエネルギーが、建物全体に伝わる
力を軽減させています。
より大きな安心を考えて
耐震性や、住まいの性能についてより大きな安心を得たいという場合、「住宅性能表示制度」の利用が
あげられます。これは、住宅の基本性能を統一基準の数値でわかりやすく評価する公的な制度です。
工事を4回にわたって第三者が評価し、等級や数値などで結果が表示されます。
耐震性に関する工事についても専門家が審査するので安心感がありますし、審査を経て交付される性
能評価書があれば、住宅ローンに金利優遇され、売却時に値下がりしにくいというメリットもあります。
また、別の制度として、設計図面や工事中などのチェックを第三者機関に依頼するという方法もありま
す。耐震性はわかりにくい部分なので、こうした専門家の力を利用するのも一つの方法です。
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